2007年のJ1リーグも残り2節。大宮アルディージャにとっては最後のアウェーゲー
ム、FC東京戦です。ホーム開幕戦で完敗した相手に借りを返すべく、味の素スタジア
ムに乗り込みました。
実は、味の素スタジアムは大宮アルディージャにとって「裏聖地」でもあります。な
ぜなら、J1昇格後の2005・2006シーズンでの対戦では、いずれも試合終了直前(記録
上は89分)に大宮が得点をして勝ち点をもぎとっているからです。(その分、ホー
ムでFC東京に3連敗しているのには閉口しますが。)
試合前には、FC東京の新ユニフォームお披露目がありました。また、既に契約非更新
を告げられた選手も発表されており、チームの意識としては来シーズンに向いている
のかなという気がしました。アルディージャとしては十分につけ込む隙がありそうで
す。
前半はお互いがサポーター側のゴールに向かって攻めるという展開でした。FC東京の
キックオフだったので、大宮がこのようにサイドを選択したのでしょう。試合開始か
ら攻めるという高いモチベーションを感じることができました。
前半はスコアレスで後半勝負というのは、大宮にとっても悪くない展開でした。しか
し後半早々に、わずかなマークの隙からヒールパスでつながれて点を決められてしま
います。スタジアムにいやな雰囲気が漂った直後、男前吉原コータが執念で相手DFか
らボールカット、そのまま右サイドに切れ込んで絶妙リターン。キャプテン主税が同
点ゴールを決めてオレンジ軍団が勢いづきます。勝ち点3が必要な試合とあって、同
点ゴールでも阿波踊りのパフォーマンスは封印し、自分たちの手で急いでボールをセ
ンターサークルに戻して試合を急ぎます。
その後は一進一退の膠着した展開に。キャプテン主税や森田ヒロシがアクシデントで
交替を余儀なくされるなど、なかなか厳しい試合となりました。
しかし、「裏聖地」の大宮伝説を信じて応援を続けたオレンジ軍団は、最後になって
歓喜の瞬間を迎えることになります。自陣DFラインでボールを持ったレアンドロがす
るするするとドリブル前進、最後には大悟とのワンツーでそのまま相手ペナルティエ
リアに突進し、追いすがる相手DFを吹き飛ばして決勝ゴール!!ベンチでは攻め上が
りを制したとのことですが、このようにリスクをとって攻めあがらないと得点が入ら
ないのもまた事実なのでしょう。
結果的に大宮が勝ち点3を得て、広島が破れたために勝ち点差が3となりました。得
失点で大宮が11のアドバンテージをとっていることを考えれば、ほぼJ1残留が決
まったという状況となりました。
いよいよ最終節のホームゲーム、聖地NACK5スタジアムに戻ります。今シーズン限り
で引退する奥野の花道となるゲームを期待するのみです。









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